自分に合ったスカーフの大きさは?おすすめの巻き方5選も紹介
スカーフは大きさによって、さまざまな表現と活用法が広がるファッションアイテムです。
小判サイズから大判サイズまで、それぞれに適した巻き方や使い方があり、コーディネートの幅を大きく広げてくれます。
スカーフの種類や大きさを知り、使い方を知ることで、自分のスタイルや目的に合った1枚を選び、ファッションを楽しめるでしょう。
この記事では、スカーフの大きさごとの特徴や選び方、結び方、さらに多目的な活用方法まで、幅広く解説します。
スカーフの種類
スカーフの種類は、大きさによって分類され、それぞれの大きさに合った用途や巻き方があります。
小さなプチサイズから大判まで、さまざまなスカーフのサイズを知ることで、自分のスタイルや目的に合った一枚を選ぶことができるでしょう。
ここでは、主要なスカーフの種類とその標準的な大きさについて解説します。
大判スカーフ(レギュラーサイズ)
大判スカーフは、88㎝×88や90㎝×90㎝前後のサイズが主流で、大きい布面積でさまざまな表現ができます。
例えば、首に巻くだけでなく、肩に羽織ってボレロ風に着こなしたり、ウエストに巻いてベルト代わりに使用したりと、幅広い使用方法があります。
優雅に首元から垂らしたり、アフガン巻きで肩周りを優しく包み込んだりと、布の柄を活かした巻き方が可能です。
初心者にとっては扱いが難しく感じるかもしれませんが、基本的な折り方や巻き方をマスターすれば、コーディネートの幅が一気に広がります。
他にもアレンジ次第で、さまざまなファッションを楽しめるため、大判スカーフを1枚持っておくと便利です。
小判スカーフ(ミニサイズ)
小判スカーフは、一般的に50〜65cm四方のサイズが主流で、手軽さから幅広い年代に使用されています。
この小ぶりなサイズは、首元やヘアアレンジ、バッグの装飾など、ピンポイントでアクセントを加えるのにピッタリです。
特に、襟元にちょこんと結んだり、ポニーテールに巻き付けたりすると、さりげないおしゃれを楽しめます。
他にも、チョーカー風に首に巻いたり、手首に巻いてブレスレット代わりにしたり、さらにはバッグのハンドルに結んでアクセントを付けたりできます。
カジュアルなスタイルにも自然に溶け込み、ちょっとしたお出かけや日常使いにも気軽に取り入れられるのが大きな特徴といえるでしょう。
ロングスカーフ
ロングスカーフは、その名の通り長さを活かした巻き方ができるアイテムです。
一般的に長さ180cm以上、幅30〜50cm程度のサイズが主流ですが、デザインや用途によってさまざまなバリエーションがあります。
この細長いシルエットは、首に何重にも巻いて首元にボリュームをつけたり、肩から優雅に垂らしたりと、さまざまなアレンジを楽しめます。
特に寒い季節には、首元だけでなく上半身全体を包み込むように使用することで、防寒性と装飾性を兼ね備えたスタイリングが可能です。
旅行時にはブランケットやショールの代わりとしても重宝します。コンパクトに畳めるため、かさばらず持ち運びやすいのも大きな特徴です。
その他のサイズ
スカーフには、小判、大判、ロングスカーフ以外にも、以下のようなサイズがあります。
- 中判サイズ
- ナロースカーフ
- オーバーサイズスカーフ
小判と大判の間に位置する中判サイズは、約70cm×70cm程度のスカーフを指します。このサイズは、小判の手軽さと大判の多様性を兼ね備えています。
幅が狭く、長さのある細長いナロースカーフは、一般的に幅10〜20cm、長さ100〜150cm程度のものが多く見られます。
このスタイルは、首に巻いたときにすっきりとした印象を与え、モダンでスタイリッシュな雰囲気を演出できます。
大判よりもさらに大きい、100cm×100cm以上のオーバーサイズスカーフもあり、ショールやストールの代用として使用できる大きさがあるため、体全体を包み込むような着こなしが可能です。
スカーフの大きさの選び方
スカーフは、身長によって似合いやすい大きさが異なります。
一般的に、身長が高い人はボリュームのあるスカーフを選ぶと、背丈に負けないバランスになります。
また、身長が低い人はコンパクトなサイズを選ぶと、すっきりとバランスが良く見えるでしょう。
ただし、個人の好みや使用目的、ファッションスタイルによってピッタリなサイズは変わるため、最初の1枚を選ぶなら、汎用性の高い大判サイズを選ぶと良いでしょう。
スカーフの巻き方とおすすめの大きさ5選
スカーフは巻き方によって、さまざまなスタイルを楽しむことができます。
ここではスカーフの巻き方とそれぞれのおすすめの大きさについて解説します。
ライニング
ライニングは、折りたたんだスカーフを首にかける、簡単でスタイリッシュな巻き方です。
このスカーフの折り方は『バイアス折り』とも呼ばれ、さまざまなアレンジの土台となるため、覚えておきましょう。
詳しい巻き方は以下の通りです。
- 裏側を上に向けて広げる
- 対角線上の2つの角を中心で合わせる
- さらに中心に向かって折りたたむ
- もう一中心に向かって折りたたむ
- 縦に半分に折り、首から下げる
ライニングにピッタリな大きさは、中判サイズと大判サイズのスカーフです。
中判サイズでは、コンパクトにまとまるため、すっきりとした印象に。大判サイズではより存在感のあるスタイリングができます。
ジャケットや襟付きのシャツ、トレンチコートなどと合わせるとスマートな印象になります。
バンダナ巻き
バンダナ巻きは、バイアス折りをしたスカーフを首に巻きつけて結ぶ、カジュアルな巻き方です。
詳しい巻き方は以下の通りです。
- スカーフをバイアス折りにする
- 折り目が下に来るように首にかける
- 前から首に巻きつける
- 首の前で片結びをする
- 結び目を好みの位置に調整して完成
どのような大きさでも巻くことができますが、スカーフの大きさで異なる印象を演出できます。
小判スカーフを使うと、カジュアルな雰囲気になり、大判スカーフを使って二重巻きにするとエレガントな印象になります。
スカーフの大きさは、なりたいイメージに合わせて変えると良いでしょう。
バンダナ巻きの詳しい方法はこちらのページでも解説しています。
カーディガン結び
カーディガン結びは、スカーフを羽織って使う、優雅で冷房対策にもなる結び方です。
詳しい巻き方は以下の通りです。
- スカーフを広げて長方形に折る
- 重なった両角を合わせて結ぶ
- 結んだところに羽織るように腕を通して完成
カーディガン結びをするには、大判サイズ以上のスカーフがおすすめです。肩をしっかり覆うことができ、優雅なゆったり感を楽しめます。
ドレスやワンピースなどのフォーマルな着こなしだけでなく、カジュアルな服装にも合わせられます。
シングルリボン結び(片リボン結び)
シングルリボン結びは、首元にリボンを作ることで、甘すぎないフェミニンな印象を演出します。
詳しい巻き方は以下の通りです。
- スカーフをバイアス折りにする
- 片側を先端10㎝ほど残して結び目を作る
- 首にかけた状態で結び目と反対側の端を折って輪を作る
- 輪を結び目に通し、形を整えたら完成
シングルリボン結びには、中判から大判サイズのスカーフがおすすめです。大きさによってリボンの大きさや印象が変わるため、好みや見た目に合わせて選択しましょう。
オフィスシーンやフォーマルな装いに合わせやすく、シンプルな服装を華やかに演出することができます。シルクやサテンなどのツヤのある素材を選ぶと、より上品な印象を与えるでしょう。
ドレープ巻き
ドレープ巻きは、スカーフの優雅なドレープを活かす、エレガントなアレンジ方法です。
詳しい巻き方は以下の通りです。
- スカーフを対角線で三角に折る
- 端が背中側にくるように肩にかける
- 前で片結びをする
- 結び目を首の後ろに回して完成
ドレープ巻きは、大判サイズ以上のスカーフがおすすめです。大きなサイズを使用すると、優雅な印象を楽しむことができます。
スカーフの柄を大きく見せるため、見せたい部分を選んでたたむと良いでしょう。
オフィスウェアやフォーマルな着こなしはもちろん、カジュアルな服装にも合わせやすい巻き方です。
スカーフの多目的な使い方
スカーフは、首元のアクセサリーとしてだけではなく、さまざまな用途に活用できるアイテムです。
首に巻くには大きすぎる、柄や配色が派手で使いにくいと感じるスカーフがあれば、ぜひ使用してみてください。
ここでは、日常生活の中で使用できる方法を紹介します。
バッグの飾りとして使う
スカーフをバッグの飾りとして使用すると、シンプルなバッグを個性的に変身させられます。
同じバッグでもスカーフを付け替えるだけで、イメージを変えられるため、季節やファッションに合わせて変えても良いでしょう。
代表的な使用方法は以下の通りです。
- ハンドルラップ
- リボンスタイル
- ポンポン風アクセント
スカーフサイズは小判・中判サイズのスカーフを使用するとコンパクトなアクセントになり、大判サイズのスカーフを使用するとドラマティックな装飾になります。
色や柄、結び方を工夫することで、カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンに対応できます。
ベルトとして使うアイデア
スカーフはベルト代わりとしての使用も人気です。ロングスカーフや中判・大判スカーフを細長く折ったものを腰に巻いて結ぶスタイルです。
スカーフ独特のやわらかさと動きで装いが華やかになります。季節を問わずに使用ができ、さまざまな服装に対応できます。
スカーフの結び方は、そのまま結んだり、リボン結びをしたり、シングルリボン結びをしたり、スカーフバックルを使用したりするのも良いでしょう。
以下のような服装に合わせると良いでしょう。
- ワンピース:シルエットを整え、ウエストラインを強調
- ワイドパンツ:ルーズな印象をシャープに引き締める
- シャツワンピース:カジュアルな中にエレガントさをプラス
- ジーンズ:シンプルな装いにアクセントをつける
スカーフをベルトとして使う際は、服全体のバランスを考慮し、スカーフの色や柄が服装と調和するように意識すると、洗練された個性的なスタイルを楽しめます。
ヘアアクセサリーとしてのスカーフ使用
スカーフをヘアアクセサリーとして使用すると、手軽にヘアスタイルをアップグレードできます。季節を問わずに使用でき、さまざまなヘアスタイルに応用できます。
代表的な使用方法は以下の通りです。
- ヘアバンドスタイル:スカーフを細長く折り、頭の上からおでこにかけて巻く
- ポニーテールアクセント:ポニーテールを作り、スカーフで髪を留める
- ターバンスタイル:スカーフを頭全体に巻きつける
- 三つ編みアクセント:三つ編みにスカーフを組み込む
スカーフをヘアアクセサリーとして使うことで、簡単にヘアスタイルに変化をつけられ、個性的な表現が可能になります。
ヘアアクセサリーとして使用する場合は、三角形に折ってから使うため、小判サイズでも問題ありません。
ただし、髪にボリュームがある方や、器用に結ぶ自信がない方は大判サイズを選ぶと、結びやすいだけでなく、華やかな印象になるでしょう。
まとめ
スカーフには、小判から大判、ロングスカーフまでそれぞれのサイズに合った巻き方や使い方があり、さまざまなシーンで活躍します。
汎用性が高いものを求めるなら大判サイズ、コンパクトですっきりとした印象を求めるなら小判サイズ、ストールやマフラーのようなアレンジを楽しみたいならロングスカーフを選ぶと良いでしょう。
Le La Sa(ルラッサ)のスカーフは、90㎝×90㎝の大判サイズのものを取り扱っており、さまざまなシーンで活躍します。
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