夏におすすめのストールの巻き方7選!賢い選び方も
秋や冬などの寒い季節の防寒具を兼ねたファッションアイテムとして、よく使われるストール。
素材によっては夏でも使えるため、おすすめのストールの巻き方を知りたいという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、夏におすすめのストールの巻き方を7種類紹介します。
夏ストールの賢い選び方も紹介いたしますので、おしゃれな巻き方が知りたい方や、お気に入りのストールをもっと素敵に使いたい方は、ぜひご覧ください。
夏におすすめのストールの巻き方7選
「夏の強い日差しから首や肩を守りたい」「職場の冷房が強くて風邪を引きそう」という場合はもちろん「ファッションのポイントにしたい」など、夏でもストールが活躍する場面は意外と多いものです。
しかし、自分で巻くとなんだか暑苦しくなってしまったり、おしゃれに決まらなかったりなど、巻き方や使い方に悩むこともあるかもしれません。
ここでは、夏におすすめのストールの巻き方を7種類紹介します。
なお、こちらでもストールの巻き方を動画で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
シンプルノット
『シンプルノット』は、男性のストールでよく用いられる巻き方です。ノットとは結び目のことをいい、ネクタイの結び目をイメージしています。
しっかりと結ぶことでストールがほどけにくく、スラリとしたきれいなシルエットになるため、オフィススタイルにも向いています。
以下は、シンプルノットの巻き方です。
- ストールを首にかけて左右の長さに差をつける
- 長い方を胸元あたりで1回ゆるめに結ぶ
- もう片方の端を結び目の上から通す
- 通した方を下に引っ張ってたるみをなくす
- 左右の長さを揃える
結び目の位置を胸元あたりにすると、バランスのよいすっきりとした縦長のラインが完成します。
Iラインで着痩せ効果も期待できるため、体型が気になり出した方にも性別に関係なくおすすめです。
ワンループ巻き
『ワンループ巻き』は、マフラーで用いられる定番の巻き方です。
簡単かつほどけにくいため、通勤や通学などでもマフラーのワンループ巻きはよく見かけますが、夏のストールだと新鮮かつ華やかな仕上がりになります。
また、ストールの長さや幅などに関係なく活用でき、どんなスタイルにも合わせやすいのもワンループ巻きの魅力です。
以下は、ワンループ巻きの巻き方です。
- ストールを2つに折る
- 折り返した部分に手を通して2回ほどねじる
- そのままの状態で首にかける
- 輪っかになった部分に両端を通す
ワンループ巻きのポイントは、最初にストールをねじること。夏のストールは生地が薄手のものがほとんどですが、ねじってから巻くことで立体感が出て華やかな仕上がりになります。
ミラノ巻き
『ミラノ巻き』は、別名ピッティ巻きともいわれる巻き方で、ボリューム感と華やかさが特徴です。やってみると簡単に巻けて、おしゃれ上級者のようなこなれ感を出せます。
シンプルなカットソーなどカジュアルなスタイルだけでなく、ジャケットなどのかっちりとしたスタイルにもおすすめです。
以下は、ミラノ巻きの巻き方です。
- ストールを首にゆるめに1回巻く
- 片方の内側に手を入れて少し引き出して隙間を作る
- できた輪っかに反対側の端をくぐらせる
- 長さや形を整える
ミラノ巻きは胸元でストールが交差するように巻くため、夏の薄手のストールでもボリューム感があり、コーディネートのポイントになります。
また、顔周りに立体感が出ることで小顔効果も期待できますが、生地が厚すぎるものはミラノ巻きには不向きな点に注意しましょう。
エディター巻き
『エディター巻き』は、ストールの巻き方の基本中の基本ともいえる巻き方です。
ストールを首にぐるりと一周するだけで完成するため、一瞬でコーディネートが華やかになります。
また、長めのストールを使用すれば、シルエットが縦長になってスラリとスタイルアップすることも可能です。
以下は、エディター巻きの巻き方です。
- ストールを首からかけて片方を少し長めに垂らす
- 長い方を手に持って首回りにぐるっと1周させる
- 両端の長さを揃える
エディター巻きは首周りのストールの締め方で印象をガラリと変えることができます。
例えば、首周りをタイトめに巻くとクールで大人っぽい印象に、ゆるめに巻けばエレガントで女性らしい印象に仕上がります。
首にストールを1周巻いた後に左右に垂れたストールを手につかみ、首の後ろで『X』を作るように持ち上げてから下ろすと、左右の垂れ方が揃ってきれいです。
ねじり巻き
『ねじり巻き』は、別名ドーナツ巻きやデニッシュ風ねじり巻きとも呼ばれる巻き方です。
ストールをそのまま巻くのではなく、ねじりを加えることで、首元をすっきりと見せつつもアクセントが加わります。
ボリューム感のある巻き方となっているため、夏によく使用されるガーゼやリネンのストールにピッタリです。
以下は、ねじり巻きの巻き方です。
- ストールを首にゆるめに1回巻く
- 左右に垂れたストールを同じくらいの長さに整える
- 垂れている部分を両方とも輪っかの中に差し込む
- 右に垂れているストールは反対側へ左後ろ方向へ巻きつけていく
- 反対側の左に垂れているストールは首の右後ろ方向へ巻きつけていく
- 先端を両方とも輪っかの中に巻き込んで隠す
ポイントは、ストールを巻きつけるときに少しだけねじりながら行うこと。
シンプルなTシャツスタイルだと、襟ぐりに何かポイントが欲しいなと思うことがありますが、ねじり巻きをTシャツの襟ぐりに合わせるように巻いていくと、一気に顔周りが明るくなります。
ボレロ使い
『ボレロ使い』は大判のストールにおすすめの巻き方です。
夏のストールは薄手のものが多く、カバンの中に忍ばせておいても邪魔になりません。冷房などで寒いときでも首元から背中全体を包み込んでくれるため、ちょっとした羽織りものとして活躍します。
以下は、ボレロ使いの巻き方です。
- ストールを2つに折りたたむ
- 首に乗せるようにして肩に掛ける
- 両サイドの上と下の端を重ねるようにする
- 両端をかた結びして袖口のようにする
- もう片方も同じように結ぶ
- 首元の形を整える
これ以外にも、先に端と端を結んでから羽織るやり方や、肩を覆うように羽織った後に背中のところで端を結ぶやり方もあります。
大きめのストールなら自由に手を動かしやすく、普通サイズのストールならパーティーなどで使うボレロのような仕上がりになるため、さまざまな大きさのストールを持っておくのもよいでしょう。
ターバン巻き
夏のシンプルなファッションのアクセントになるのが、頭にストールを巻き付ける『ターバン巻き』です。
ショートカットの方はそのまま、ロングヘアの方は髪をひとつにまとめたり、薄手で細めのストールであれば髪を下ろしたまま巻いたりなど、髪型や気分に合わせてさまざまな変化が楽しめます。
以下は、ターバン巻きの巻き方です。
- ストールを適当な幅で折る
- ストールの中央部分を頭の後ろに当てて両端を前に持ってくる
- 前に持ってきたストールをおでこでクロスさせる
- クロスさせた布を頭の後ろに持っていく
- ストールを後ろで結ぶ
- 結んではみ出した端の部分を入れ込む
ボリュームがあるストールを使用する場合は、クロスさせた後に頭の後ろでしっかりと結んでおくと、後でゆるんできません。
ほどけてしまうのが心配な場合は、最後にストールを入れ込んだ後にアメピンで固定しておくと安心です。
夏ストールの賢い選び方
冷房が効いて寒いときや直射日光を避けたいときなど、室内外で重宝するストール。
また、夏は暑さからTシャツなどのシンプルなファッションになりがちですが、そのようなときもストールをプラスするだけでグッとおしゃれな装いになります。
ここでは、夏のストールを選ぶ際にチェックしておきたい形・素材・色・柄・機能の5つのポイントについて紹介します。
形
夏用のストールを選ぶ際におすすめの形は『長方形』です。サッと首に掛けるだけで楽にコーディネートが決まります。
アレンジもしやすく初心者でも扱いやすいため、まずは基本となる長方形のものを選びましょう。
大判サイズの長方形であれば肩から羽織るときも使いやすいですが、首にかけて垂らしたときに膝にかかるようであれば大きすぎると判断してください。
素材
夏のストール選びでもっとも重要だといえるのが素材です。素材の選び方によっては、巻いていて暑苦しく感じてしまうため、薄くて涼しげな素材がよいでしょう。
汗をかいてストールが汚れてしまうこともあるため、自分で洗えるような素材であればよりベターです。
ストールに使われる素材にはさまざまなものがありますが、暑い夏には以下のような天然素材がおすすめです。
- コットン
- リネン(麻)
- シルク
使いやすさで選ぶならコットンやリネン(麻)シルクがよいでしょう。
しかし、職場などで冷房対策として使うのであればシルクやウール、カシミア、服の上から羽織るのであればポリエステルやレーヨン、アクリルなどの化学繊維のものを選ぶのもひとつの方法だといえます。
ただし、人によっては化学繊維で肌トラブルが起こることもあるため、用途や普段のファッション、肌に合うか合わないかなど、さまざまな面を考慮して素材を選ぶことが大切です。
色
夏のストール選びは色のチョイスも重要です。
上品な白もおすすめですが、青や緑系の涼しげな色やきれいめな色なら、白のシンプルなTシャツやブラウスに羽織るだけで、夏の素敵なコーディネートが完成します。
他には、手持ちのトップスと同じ色や差し色になるような色もよいでしょう。
ただし、ベーシックな色以外を購入するときは、微妙なトーンの違いで似合う色と似合わない色があるため、肌の色に映えるかどうかで選ぶことをおすすめします。
柄
初心者に向いていると思われがちな『無地』のストールですが、実は上級者向けのアイテムです。
一見特殊な柄でも、首に巻けばそれほど目立たないため、まずは自分が好きな柄を選んでみるのもよいでしょう。広げて眺めていたくなるような柄なら、暑い夏の外出も楽しくなるかもしれません。
ストールの柄の中に使われている一色を洋服に取り入れると、コーディネート全体が美しくまとまります。
なお、初心者が無地のストールを選ぶのであれば、オーガンジーなどの薄手の素材のものを選ぶのもよいでしょう。
より涼しげで人とは違ったストールを選びたい場合は、繊細で優美な柄が特徴の『リバーレース』のストールがおすすめです。
リバーレースは最高級の機械レース。2万本もの糸を使い、専用のリバーレース機で撚り合わせながら織っていくことで、緻密で立体感のある柄が生まれます。
世界で唯一リバーレースのデザイン・企画から製品化までを一貫して行う栄レースでは、30人余りのデザイナーが年間2,000枚を超えるスケッチを描き、その中から社内で厳しく選定された約700柄のデザインがレース化されます。
リバーレースができるまでの詳しい工程を知りたい方は、こちらをご覧ください。
機能
夏のストールは、快適に使えることも重要です。近年、技術の向上により快適に使えるよう、以下のようなさまざまな機能が施されたものもあります。
- UVカット機能
- 抗菌・防臭機能
- 接触冷感機能
- 遮光機能
ひと口にUVカット機能といっても、生地自体がUVカット素材でできているものもあれば、でき上がってからUV加工をしているものなど、製品によって違いがあります。
快適に長く使用するためにも、機能付きのストールを選ぶ際は、加工法もしっかりと確認しておきましょう。
また、ずり落ち予防のためにボタンがついていたりスヌードのようになっていたりなど、工夫がされているものを選ぶのも快適に使うための方法のひとつ。
身につけて動いていても落としてしまうことがないため、これまでストールが落ちてしまうことにストレスを感じていた方にもおすすめです。
まとめ
夏は薄着で肌の露出が増えてしまいがちですが、ストールを1枚持っているだけで日除けになったり、冷房の寒さから身を守ったりなどさまざまな使い方ができます。
しかし、巻き方ひとつでおしゃれにも野暮ったくも見えてしまうため、今回紹介した巻き方や選び方を参考に、夏のスタイリングにストールをプラスしてみてください。
『Le La Sa』は、伝統的なリバーレースの生産技術を受け継ぎ、60年以上にわたってリバーレースとともに発展してきた栄レースが立ち上げたオンラインショップです。
機械織りでありながらハンドメイドに近い工程で、丁寧につくり上げられるリバーレースを贅沢に使用したストールやスカーフ、スヌードなどを豊富に取り揃えております。
繊細で美しいデザインだけでなく、肌寒いときや日差しが強いときなどにいつでも気軽に持ち運べるなど、実用性も十分に兼ね備えたリバーレースを使った『Le La Sa』のファッションアイテムを、ぜひお試しください。
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